2021年3月1日
鳥居泰宏/ Northbridge Medical Practice 鼾はよくおこる現象です。口腔咽頭部の筋肉の緊張度が睡眠時に低下し、口腔咽頭部が虚脱することによっておこる音です。30歳から70歳のあいだで男性の44%、そして女性の28%におこります。 太っていたり、気道の狭い人には鼾はおこりやすいようです。その他にはアルコールの過度の摂取、アレルギー性 鼻炎、鎮静薬の服用なども鼾をおこしやすい要因です。...
2021年1月14日
鳥居泰宏/ Northbridge Medical Practice 口内乾燥症はよくおこる症状で、主観的に口が渇いていると感じていて実際には唾液分泌減退がおこっている場合とそうではない場合とあります。もし、唾液の分泌が減っている場合、通常の分泌量の50%以下まで低下していると口の渇きという症状がおこるようです。唾液は味覚の認知、そしゃく (えん下および消化の準備として食物をかむことで, 歯ですりつぶし細かく砕く行為をいう)、食べ物の飲み込み、そして発語に欠かせない要素です。そして口の中で殺菌効果も発揮します。...
2020年12月1日
鳥居泰宏/ Northbridge Medical Practice 40歳を過ぎると避妊に関しての考慮がおろそかになってしまい、予定外の妊娠がおこってしまうこともあります。この年齢期に入ると確かに繁殖機能は若い頃のピークと比べると衰えてきますが、妊娠する可能性がないというわけではありません。そして、もし妊娠した場合、ダウンズ症などの胎児の異常が発生したり、妊娠することからくる合併症も若いときに比べておこりやすくなります。 いつ避妊の必要がなくなるのか。...
2020年11月1日
鳥居泰宏/ Northbridge Medical Practice ヒトの体の中には血管のほかにもリンパ管が全身に広がっています。全身の組織中の細胞と細胞との間の組織液は、毛細血管を経て血液中に戻りますが、一部(約10%)は毛細リンパ管に入り、静脈に送られます。この循環をリンパ系といい、その中を通る液をリンパといいます。 毛細リンパ管が合流し太くなったものがリンパ管で、多くの弁を持ち、とくに太いものでは弁のところがふくらみ、数珠(じゅず)状につながって見えます。...
2020年10月10日
鳥居泰宏/ Northbridge Medical Practice 光を網膜に集中させて焦点を合わせる役目は角膜と水晶体(レンズ)が果たしています。...