2020年9月21日
情報提供:アドバンテージ・パートナーシップ外国法事務弁護士事務所 国際仲裁弁護人・国際調停人 堀江純一(国際商業会議所本部仲裁・調停委員) 国際商事仲裁解説 Q&A形式 4話 ICC Q 仲裁条項にICCルールを使うと書かれておりました。仲裁機関であるICCを使えと言う事でしょうか? A ICC(International Chamber Of Commerce:国際商業会議所)ルールに従い仲裁を実施しなければなりません。紛争が発生した場合、訴状に該当するRequest(申立書)をICCの窓口に提出する必要があります。...
2020年9月14日
情報提供:アドバンテージ・パートナーシップ外国法事務弁護士事務所 国際仲裁弁護人・国際調停人 堀江純一(国際商業会議所本部仲裁・調停委員) 国際商事仲裁解説 Q&A形式 3 調停と仲裁の違い Q 調停と仲裁の違いは何処にあるのでしょうか? A 仲裁は第三者が裁決するのに対して、調停は当事者のみの合意になります。つまり、調停人は決審しないのみならず、アドバイスする事もしません。 Q 調停人は一体何をするのでしょうか? A 和解が出来る様当事者間の協議を進めるのが調停人です。 仲裁合意書 2...
2017年7月10日
情報提供:アドバンテージ・パートナーシップ法律事務所-公証役場 主席弁護士・公証人 堀江純一(茨城県弁護士会所属外国法事務弁護士) 正義と秩序(その104) 7月1日移民局発表の駐在員Visa変更について Q1 移民局は7月1日に英語の試験が再度免除になると発表したとお伺いしました。しかし、4月18日発表では7月1日から英語試験の免除は無くなるとお伺いしておりました。Visa申請の際には英語の試験は受けなくてよいのでしょうか?...
2017年5月17日
情報提供:アドバンテージ・パートナーシップ法律事務所-公証役場 主席弁護士・公証人 堀江純一(茨城県弁護士会所属外国法事務弁護士) 正義と秩序(その101) 駐在員VISA 457の廃止 Q1.457Visaが廃止されと言う事で色々な噂が飛び交っておりますが実際の所はどうなのでしょうか? A1.Subclass 457の前身Subclass 413、414に戻る様に見受けられます。但し、413はExecutiveで4年のVisaでしたが、今回の変更は管理職を2年にしようとする動きです。...
2017年2月16日
情報提供:アドバンテージ・パートナーシップ法律事務所-公証役場 主席弁護士・公証人 堀江純一(茨城県弁護士会所属外国法事務弁護士) 正義と秩序(その96) 即時解雇に繋がるMISCONDUCTとその概念 Industrial Relations Commission(IRC)は2016年9月2日にNSWのState Traisit Authority(STA)に対して命令を出しました。 状況 Sunil...