2025年6月例会(SA州クレアバレーのワインの魅力を探る) 実施報告

 

日時: 2025年6月3日 火曜日
場所: 居酒屋だるま
参加人数: 32名

今期最後の定例会は、4名の初参加の方々を含む32名の方にお集まりいただきました。
テーマは「SA州クレアバレーのワインの魅力を探る」と題して、世界に名高いクレアバレーのリースリングを中心にテイステティングをしました。

まずは、弓部部長の開会のご挨拶と堀江先生の乾杯により会がスタートしました。

ワインの解説はお馴染みのマイク西山さんです。
さて、クレアバレーは、アデレードの北100kmほどのところにある標高300-500mの高地です。特にクレアバレー産のリースリングは、世界的にも有名で、”Heart of Australian Riesling”と呼ばれています。そのほかシラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンといった世界クラスの赤ワインも生産しています。さらに、その他の品種としては、ピノ・グリージョ、シャルドネ、セミヨン、グルナッシュ、ムールヴェードル、テンプラニーリョ、マルベックなどがあります。

今回試飲したワインは、
ウェルカムワイン:
1) DAOSA Natural Reserve NV Piccadilly Valley (Adelaide Hills)

白:
2) Jim Barry Assyrtiko 2024 (Clare Valley)
3) Tim Adams Riesling 2017 (Clare Valley)
4) Grosset Polish Hill Riesling 2023 (Clare Valley)

赤:
5) Taylors Reserve Parcel GSM 2021 (McLaren Vale/Clare Valley/Barossa valley)
6) O’Leary Walker Cabernet Sauvignon 2022 (Clare Valley)
7) Annie’s Lane Shiraz 2016 (Clare Valley)

デザートワイン:
8) Mount Horrocks Cordon Cut 2024 (Clare Valley)

リースリング特有のケロジン香(灯油のような香り)の中にも花のような香りが混じっているものもあり、とても素晴らしいワインでした。クレアバレーのリースリングで有名な土地は、Polish RiverとWatervaleというとところだそうです。また、リーリスングのボトルはなぜ細長いものを使うかの理由は「径が小さい、持ちやすい、冷えやすい」という利点があるからとのことでした。
クレアバレーのワインの特徴はその土地特有のミネラルがワインにでているということで、口に含んで苦味を感じるものがミネラル風味がよく出ていることだということです。




居酒屋だるまさんに、今回も大変お世話になりました。ワイングラスに名前を書けるようにシールを貼ってくださり、試飲の際はワインによく合うチーズを中心としたおつまみを出してくださいました。懇親会のお食事も皆様、大変満足されていました。





景品のワインが当たるじゃけん大会。勝ち残った方々!

今回の定例会を最後に帰任される田邊さんと初参加の吉さんと。

7月から始まる新年度に向けて楽しい定例会の企画を計画中です。
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