文化委員会
「日豪相続セミナー」を開催
文化委員会(委員長=飯野貴弘・三菱UFJ銀行)は、12月5日(金)に「日豪相続セミナー」を開催しました。
今回はH&H Lawyersの上田大介先生に加え、日本から賢誠総合法律事務所の高橋健先生、税理士法人山田&パートナーズの東博士先生を講師にお迎えし、日本とオーストラリアの相続に関する最新情報を学べるセミナーを開催しました。日本とオーストラリアの制度の違いを理解することは、両国の考え方や文化の違いの理解にもつながります。当日は日本人会会員の方を中心に約30名の方が参加しました。
セミナーは飯野委員長による開会挨拶の後、今回、セミナーを企画をされた上田先生からご挨拶をいただきました。

写真左:飯野会長のご挨拶
写真右:上田先生のご挨拶
はじめに賢誠総合法律事務所の高橋先生から「失敗事例から学ぶ日本の遺言書の書き方」として、日本側の法務面から日本の遺言制度の基礎知識にはじまり、失敗事例を紹介、その教訓と対策について分かりやすく説明をいただきました。

写真:高橋先生のご説明
次に上田先生から「オーストラリアの遺言制度の基礎知識」として、同国の基礎知識から失敗事例を紹介いただき、遺言書を作るプロセスこそが重要である点をご説明いただきました。

写真:上田先生のご説明

写真:会場の様子
最後に山田&パートナーズの東先生から「失敗事例から学ぶ相続対策」として日本の相続税・贈与税の概要についてご説明いただいた後、こちらも失敗事例をとりあげていただき、税制面でも詳しくご説明いただきました。

写真:東先生のご説明
レクチャー後は講師を交えて懇親会を実施し、上田先生がセレクトされたワインを楽しみながら、日本人会会員同士で交流を行いました。
今回、ご参加いただいた皆さま、会場と懇親会の準備をいただいた上田先生、日本からお越しいただいた高橋先生、東先生に厚くお礼申しあげます。