2023年11月例会（ワインメーカーが語る。 ～ハンターバレーPokolbin：Agnew wineryとThe Castlereagh by Fassinidgeの夕べ～）実施報告
| 日時： | 11月15日 水曜日 |
|---|---|
| 場所： | The Castlereagh by Fassinidge |
| 参加人数： | 44名 |
11月15日に開かれた定例会は、今までと趣向が変わり、ワインメーカーの方に会場にお越しいただき、ワインの魅力をレクチャーしていただきました。
3ヶ月越しでようやく実現できた企画です。参加者は44名、その内、初参加の方は10名いらっしゃいました。
さて、ワインメーカーからは、ハンターバレーのAgnew Winesからパディさんにお越しいただきました。
Agnew Winesを語るのには、ハンターバレーでのワイン作りの開拓史から始まります。ハンターバレーのワイン作りの歴史が始まるのは1820年代から。Tyrrell, Tulloch, Wilkinson、そしてDrayton familiesがワイン作りを始めました。その中のWilkinson familyが始めた葡萄畑をAgnew Winesが2004年に買い取り、さらにCockfighter’s Ghost、Poole’s Rock brandsなどを取得し、今日に至ります。
常に品質の良いものへと挑戦していくワインメーカーならではの、色々なお話を聞くことができました。
会場はCastlereagh Streetにあるクラブ内のThe Castlereagh by Fassinidge。
この会場はAgnew Winesさんの方からお薦めいただいた会場で、Agnew Winesのワインに合う料理を出していただきました。
司会進行は、副部長の弓部さん。堀江先生からは、Agnew Winesさんのご紹介とこの会に至るまでの経緯などのお話と乾杯の音頭をいただきました。
ワインの説明は、Agnew Winesのパディさん。そして、西山マイクさんに補足説明をお願いいたしました。今回、試飲で頂いたワインは、以下の７種類になります。
• Audrey Series V Brut Reserve
• 2022 Audrey Wilkinson Semillon
• 2022 Audrey Wilkinson Verdelho
• 2022 Audrey Wilkinson Chardonnay
• 2022 Audrey Wilkinson Tempranillo
• 2021 Audrey Wilkinson Shiraz
• 2021 Cockfighter’s Ghost Single Vineyard Cabernet Sauvignon
このうち、Semillonは、有名な James Halliday’s のランキングで95を獲得したということで、これは、一番上のランクGold-Outstandingというところに入ります。
また、Cabernet Sauvignon は、The Jimmy Watson wine awards (Melbourne)で Gold Medal を獲得したそうです。
デザートが振る舞われる頃に、初参加の方々にご挨拶をいただきました。
2023年のクラブの行事はこれが最後となりました。
来年2024年は1月23日にSA州のワインについてブラインド・テイスティングを通して学んでいただく予定です。
また、3月2日、3日にクラブの視察旅行も企画しています。
年明けには、ご案内する予定です。
ワインティスティングクラブは、いろいろな企画が盛りだくさんです。
当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は
事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。
