2023年9月例会(格付けブラインドテイスティング会 ~味と価格に戸惑う夕べ~)実施報告

 

日時: 9月26日 火曜日
場所: 居酒屋だるま
参加人数: 33名

ワイン・テイスティング・クラブの定例会は9月26日、居酒屋だるまで開催されました。
前半は、白ワインと赤ワインをそれぞれ2つのグラスをテイスティングしていただき、どちらのグラスのワインの値段が高いかを当てていただく2023年のワイン・テイスティング・クラブ格付け王決定戦。これは、値段だけではなく、本当にご自分にあったワインを見つけていただくという狙いもあります。後半では、ビクトリア州のワインの紹介もありました。

参加者は33名。そのうち5名の方が初参加されました。
前半のテイスティング用のおつまみと親睦会用のお料理を居酒屋達磨さんにご用意いただきました。ワインにマッチしていて、とても美味しくいただきました。

今回もワインの選別から解説まで、西山マイクさんです。
ウェルカムワインは、オーストラリアの方が本場イタリアより美味しいと評判のProseccoのCloak & Dagger (Central Victoria, VIC) 2022。さすがCentral Victoria、とても爽やかな味わいでした。

司会進行は、部長の花咲さん。堀江先生からは、今回のワインテイスティングの趣旨のお話と乾杯の音頭をいただきました。
その後、初参加の方々にご挨拶をいただきました。

格付けワインテイスティングは、値段の違う白ワインと赤ワインをそれぞれ2つのグラスを飲み比べて、値段の高い方を選ぶというものです。西山さんから、値段は誰がつけているのかという興味深い話も伺いました。テレビでお馴染みの「格付け」などに登場するワインの値段は、ワイン評論家の方々がそれぞれの指標を作っていて、それに当てはめて価値を決め、そこに市場が反応して値段が反映されるということでした。評論家の中でも有名な方がRobert Parkerというアメリカのワイン評論家で、50から100点満点のポイント制でワインの色、香り、味わいとフィニッシュ感などの質や今後のワインの成長性なども鑑みてつけられるポイントだということで、このポイントにより、値段が跳ね上がってしまうワインも多数あるそうです。そんなお話も聞きながら、ワインの色、香り、そして、グラスを回してさらに香りと味を比べました。格付け王には西山さん特選のワインが賞品として出るということで、みなさん、とても真剣な表情でテイスティングをしていました。
途中で、西山さんからテイスティングの仕方のおさらいがありましたが、ヒントはいただけませんでした。白ワインを正解した方は、全体の3分の1ほどの方々でした。この白ワインの出題、本当に難問でした。それもそのはず、例のParker指標では、ここで出てきた値段が全然違う白ワイン2本とも、もしビンテージが同じ2017年のものだったら、指標は97と95と高かったものでした。ちなみに、白ワインは、 両方ともSemillonでTyrrell’s Vat 1 Semillon (Hunter Valley, NSW)2016 とTyrrell’s Semillon (Hunter Valley, NSW)2023でした。

そして、赤ワインのテイスティング。白ワインのテイスティングの経験から回答を出す方、第六感を信じる方など色々な思惑が入り混じる中、正解発表がありました。今回は、白ワインを当てた方々がほとんど赤ワインも正解されており、このクラブの実力が高いことが証明されました。出題された赤ワインは、Shiraz, Cabernet Sauvignon Feathered Friends (Heathcote VIC)2019とShira, Viognier Clonakilla Shiraz Viognier (ACT) 2019でした。
王者は、知性、運それぞれに愛される方ということで、最後は恒例の(?)ジャンケンで格付け王を決定いたしました。
王者には谷さん、準王者(女王)には彩さんが決定いたしました。おめでとうございます。谷さん、彩さんには、西山さんがこだわって選んだワインがそれぞれ贈呈されました。

後半の懇親会では、美味しい料理とビクトリア州のワインをいただきました。招き猫のラベルのLucky Cat Pinot Gris (King Valley, VIC)2022、Indigo Roussanne(Beechworth, VIC)2018, Yering Station (Yarra Valley, VIC)2017, Tahbilk Shiraz (Nagambie Lakes, VIC)2015などが紹介されました。

最後になってしまいましたが、今回でワイン・テイスティング・クラブを創設時から支えてくださっていた三浦さんが帰任される事になりました。三浦さんは、皆様がご存じのとおり、細やかな気配りと手配で、運営を切り盛りしてくださっていました。毎回ロマン溢れる定例会の名前をつけてくださっていたのも三浦さんです。
三浦さん、ありがとうございました。運営委員一同、これからも会を盛り上げていきます。

ワインティスティングクラブは、いろいろな企画が盛りだくさんです。
当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は
事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。