2022年9月例会(マグロづくし ワインとのマッチング ~マグロ解体ショーの夕べ~)実施報告

 

日時: 9月19日 月曜日
場所: 居酒屋達磨
参加人数: 37名

2022年9月、居酒屋達磨で行われた「マグロづくし、ワインとのマッチング ~マグロ解体ショーの夕べ~」には、新規会員の方も加わり、総勢37名の方にご参加いただきました。南洋マグロの時期は、オーストラリアの6月から9月ということで、本鮪を入手できるのが難しいと言われていたのですが、今回は、『居酒屋達磨』の静様と『Musumeci Seafoods』のミツ様のご尽力で奇跡的に3日前まで元気にタスマニアの海を泳いでいた48キロの南洋本鮪を入手できました。

圧巻のマグロ解体ショーでは、業者ではどのようにマグロの目利きをしているか、マグロの種類(本マグロ、キハダ、メバチ)、トロが取れるのは南洋本鮪と北洋本鮪。南洋本鮪と北洋本鮪では腹の身のつき方、トロの量が違う、また漁師さんのマグロの漁の仕方などを伺い、本当にいいマグロに出会うのは、まさに熟練の目利きと奇跡がなせる技だと伺いました。

解体ショーの後は、マグロづくしのお料理を堪能しました。まずは、なかなか食すことができない中落ちを解体したマグロから直接スプーンですくって。その後、水沢シェフの素晴らしいマグロ料理の数々と西山さん特選のお料理にマッチングしたワインを楽しみました。この会に至るまでフランスのレストランガイドブック、ゴ・エ・ミヨのオーストラリア版で4年連続受賞された水沢シェフと当クラブの特別顧問であるマイク西山様で入念に打ち合わせを重ねてマッチングされた料理とワインでした。魚料理には白という概念が一般的ですが、赤ワインがこんなに合うなんて驚きでした。更にはマグロの料理のバラエティーにも驚きました。レアカツとステーキは、マグロの良さが生きた肉料理に負けない力強さも感じました。
  

   
お料理:
① マグロとアボカドのカナッペ
② 漬けマグロのカルパッチョ
③ マグロの刺身と寿司盛り合わせ
④ マグロのレアかつ南蛮風
⑤ マグロステーキ 柚子クリームソース
追加で、手巻き寿司、 汁物
そして、ワインは、
① Bimbardgen Sparkling Semillon NV (Hunter Valley, NSW)
② Tempus Two Fleur Fiano 2020 (Hunter Valley, NSW)
③ Franz & Fitz White 2020 (VIC)
④ Houghton White Classic 2021 (Swan Valley, WA)
⑤ The Kairanga John Matin Pinot Noir 2020 (Martinborough, NZ)
⑥ Wirra Wirra Church Block Cabernet Sauvignon, Shiraz, Merlot 2015 (McLaren Vale, SA)
⑦ Woodlands Cabernet Sauvignon Merlot 2011 (Margaret River, WA)
⑧ Balnaves Shiraz 2010 (Coonawarra, SA)

 
 

当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。

以上