2026年3月例会(ハンターバレー方面ワイナリー視察日帰りツアー)実施報告

 

日時: 2026年3月7日 火曜日
場所: ハンターバレー
参加人数: 26名

毎年恒例のクラブでのワイナリー視察ツアーは、日帰りでハンターバレーに訪問しました。
天気予報では曇り、雨とありましたが、帰りがけのバスの中で雷雨に見舞われましたが、ツアー中は雨に降られず、たまに痛いほどの日差しが降り注ぐほどでした。

朝7時半少し前にシドニーを出発。
西山マイクさんに4軒のワイナリーを訪問先に選んでいただきました。
1軒目:Audrey Wilkinson
2軒目:Hungerford Hill Wine
3軒目:Bimberdgen Estate
4軒目:Petersons Wine

予定通り10時に1軒目:Audrey Wilkinsonに到着。
Semillonから始まり、Verdelhoまで7種のワインのテイスティングが始まりました。Audrey Wilkinsonは、ハンターバレーの中でも古いワイナリーで、今はAgnew Wineという大きなグループの傘下に入っています。テイスティングルームには、昔はコンクリートの桶(?)でワインを作っていたということで、その桶や昔の器具などが展示されていました。全体的に味はエレガントにまとまっている印象でした。
マイクさんの説明で、ここで注目のワインは、セミヨンとシラーズ。
皆様、ハンターセミヨンと言われるだけあって、酸味の効いたセミヨンを購入される方が多かったようです。セミヨンの飲み頃は現在も含めて10年先まで。そこまで飲むことを待つことが出来るかな?と皆さんでお話しもしました。

葡萄畑の葡萄はすでに刈り取られた後で、残っていたものは天然のドライフルーツになっていました。試しに食べてみると大きな種が中にあるものの、羊羹のように甘いねっとりとした果実が詰まっていました。

2軒目はHungerford Hill Wineです。大きな樽の中に入っていくような建物の中はモダンなセラードアになっていました。併設されているMuse Restaurantも有名なワイナリーです。
ここもお目当ては、セミヨンとシラーズです。

ここのセミヨンは、Audreyに比べて酸味は抑えめで、キリッとした飲み口です。
年数を置いたセミヨンの飲み比べとシラーズの飲み比べをしました。
流石に、歳が経ったものは味に丸みが出て、美味しさの違いに皆様納得のご様子でした。
そこで、歳が若いボトルを購入して、同じように何年後かには値段が上がるのではという質問も出ました。答えは、「かもしれない」でした。生産年の葡萄がどれだけ優秀なものであったか、保存状態、と色々な要素が重なっての値段と味になるそうです。

そして、とても気になったHeavy Metalは、ヘッドバンをしたくなる?ほど、絶妙なシラーズとカバルネのブレンドでした。ここでの話題は、西山マイクさんの説明に度々出てくる「エレガント」という表現は、どんな味なのか、、、。その味が掴めた方、掴めなかった方、まだまだ修行中の方と、楽しく話し合いながらテイスティングをしました。

ランチは遅めの1時になってしまいましたが、イタリアンのサラダ、ピザ、パスタをシェアプレートにProseccoを合わせました。

3軒目のワイナリーは、Bimberdgen Estateです。コンベントのような外観の建物です。
ここでは、試飲のコースに入っていたものに、さらにプラスでお好みの方にマスカットのデザートワインをいただけました。
ワインとは関係ありませんが、ワインを説明してくださったセラードアの男性の声が素晴らしく低い通る声で、シドニーで有名な日本人合唱団への入部を薦めたいという声もちらほら出てました。

最後に訪れたのは、ハンターバレーの中でも古いファミリー経営のワイナリー、Petersons wineです。予約の時間に大幅に遅れてしまい、閉店時間も過ぎることになってしまったにも関わらず、とても暖かく迎えてくださいました。このクラブようにテイスティングリストも作って待っていてくださり、ホスピタリティーの高さを感じました。
昔ながらのワインセラーの外観で、まさに古き良きハンターバレーという感じです。

ここでは、なんと6種のテイスティングの他に、6ダースしか残っていないビンテージの古いシャルドネ(約$80)を飲ませていただけました。

今回の視察ツアーでは、ハンターバレーのセミヨンとシラーズの素晴らしさを再認識しました。さらに、近年多くなっているイタリアやスペインの葡萄の品種のワインも作られていることがわかりました。Vermentino、Viognier、Mataroのワインがどのセラーからも出ていました。ハンターバレーは気候の影響で昔から良いリースリングができなかったということも西山さんから伺いました。

皆さんそれぞれお気に入りのワインを購入していきました。
個人的には、エレガントと感じるワインは、味がまとまっていて、棘がないワインなのではないかと思いました。

次回の定例会は5月26日火曜日の予定です。
テーマは、VIC州のヤラバレーのワインを味わいます。
当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は
事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。