文化委員会は9月24日(土)~25日(日)にカウラ・バスツアーを開催、日本人会会員を中心に22名が参加しました。
第二次世界大戦中、シドニーから西に約330kmの内陸にあるカウラには捕虜収容所があり、1000人以上の日本兵捕虜が収容されていました。終戦前年の1944年8月5日午前1時50分ごろ、「カウラ・ブレークアウト」という集団脱走が決行され、日本兵231人、オーストラリア兵4人の死者と、多くの負傷者を出す惨事となりました。こうした歴史的背景から、カウラ市は毎年、カウラジャパニーズガーデンに桜が咲く9月下旬に「桜まつり」を催し、その最終日に戦没者慰霊祭を実施しています。
今回のツアーは、初日にorange地域のワイナリーを訪問。2日目は、捕虜収容所跡を訪れ、引き続き戦没者慰霊祭に参列しました。

捕虜収容所跡でのツアー参加者集合写真

 
写真:慰霊式典で献花する井上シドニー日本人会会長(左)、隅田シドニー日本商工会議所会頭(右)

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