9月27日(日)にカウラ市で実施された戦没者慰霊祭に、紀谷在シドニー総領事とともに、シドニー日本人会石川会長が参加いたしました。
以下、当日参加した石川会長のコメントを掲載いたします。

<石川会長コメント>
 2020年9月26日、27日両日、カウラ慰霊祭に参加しました。COVID19の関係から例年のバスツアーは催すことが出来ず、紀谷総領事にご一緒する形で出席しました。初めてのカウラ訪問でしたが、市長以下皆様より温かく歓迎いただくとともに、カウラと日本とのつながりにつき詳細に説明を受けることが出来ました。
 慰霊祭では豪州側に引き続き日本側での献花式が厳かに行われましたが、列席するにあたり、長きに亘り慰霊が続けられてきた人々のご尽力とその思いに胸を打たれました。その後、日本庭園でのティータイムでは総領事に続き挨拶を求められ、その中で「今年はバスツアーが叶わなかったことにより、シドニー日本商工会議所、シドニー日本クラブおよびシドニー日本人会の代表として参加した旨」を伝えたところ、カウラ市より、3団体の厚意に対し謝意の表明がありました。
 今回の訪問を通して、総領事が日ごろから言われている日本と豪州が「特別な戦略的パートナー」であることの礎として、カウラでの長きに亘る日豪両国の人々の好意の積み重ねがあることを理解しました。COVID19が落ち着いた際には、このことに、より多くの皆様に触れていただけるよう改めて考慮していきたいと思います。
       
カウラ市関係者等との集合写真(左)、日本人戦没者墓地(右)
       
慰霊式典で献花する日本人会・石川会長(左)、在シドニー日本国総領事館・紀谷総領事

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