| 日時 | 2026年10月27日 火曜日 |
|---|---|
| 場所 | KPMG |
| 参加人数 | 24名 |
今回の定例会は、以前より要望が多かった「ワインの違いをしっかり学びたい」にお応えして、懇親会なしで真面目なテイスティングをいたしました。
講師の西山マイクさんの計らいで、ワインの違いを古樹のワインから学ぼうということになりました。古樹のワインの仕入れの関係で先着24名の方が参加し、そのうち6名が初参加の方々でした。

場所は初会場のKPMGさんです。38階からハーバーブリッジを見下ろす素晴らしい眺望でした。



今回は、なぜ古樹にこだわったのか? 以下は西山マイクさんからコメントです。
「樹齢100年以上のブドウ(古樹)から造られるオーストラリアワインは、並外れた凝縮感と複雑な味わいを持つ、世界最高峰の非常に美味しいワインです。
ワイン業界ではこれらを「オールド・ヴァイン(古木)」と呼び、特にオーストラリアは世界で最も古い樹齢のブドウ樹が今も現役で実をつけている極めて貴重な産地として知られています。
19世紀後半、ヨーロッパのブドウ畑は「フィロキセラ」という根に寄生する害虫によって壊滅的な被害を受けました。
そのため、ヨーロッパにある現在の古樹の多くは別の根に接ぎ木されたものです。しかし、オーストラリアの南オーストラリア州(バロッサ・ヴァレーなど)は、厳格な検疫によりこの害虫の侵入を免れました。その結果、世界でも類を見ない「自根(接ぎ木をしていない本来の根)」のまま生き抜いた樹齢100年〜150年超の野生味あふれるブドウ樹が今も残っています。
さらに今回は、白はハンターバレーとバロッサのセミヨンがどう違うのか?飲み比べをします。バロッサとハンターバレーのシラーズの飲み比べを行います。Headのグルナッシュ/マタロは単種でマタロが手に入らなかったので50%/50%のブレンドとなっています。グルナッシュとそれにマタロがブレンドされるとどんな味、香りになるか楽しんでください。」
テイスティングしたワインをご紹介します。
白ワイン
- FLAXMAN Agricola Riesling 2025 (Over 100 years/Centenarian)
- TYRRELL’S HVD Semillon 2021 (118 years old)
- SALTRAM Winemaker’s Selection Semillon 2023 (Over 100 years/Centenarian)
- TAHBILK 1927 vines Marsanne 2003/2004 (99 years old)
- GIACONDA Estate Vineyard Chardonnay 2016 (44 years old)
赤ワイン
- TORBRECK Les Amis (Grenache) 2023 (Over 125/Centenarian)
- HEAD Grenache Mataro 2015 (160 years/Ancestor)
- ROCKFORD Cabernet Sauvignon 2022 (60-100years old)
- TORZI MATTHEWS Shiraz 2021 (106 years/Centenarian)
- TYRRELL’S 4 Acres Shiraz 2024 (Over 130 years)
さらにマイクさん秘蔵のBarossa最古の木から作られた
Langmeil The Freedom 1843 Shiraz 2023をデカンタして試飲しました。

みなさん、真摯にテイスティングに向き合っていました。おそらく、ワイン・テイスティング・クラブ史上最も静かな定例会でした。
古樹の味わいは、ワインの味の概念を覆すほど興味深いものでした。シャルドネの上品な甘みとスムースな飲み心地。さらにシラーズは、大地の旨味をぎゅっと入れたようなどっしりとしながらも、エレガントな飲み心地でした。

真面目にワインについて学んだ3時間の定例会でした。ご参加者の皆様から高評価をいただきました。
次回の定例会は12月に予定しています。懇親会100%の大忘年会です。
美味しいワインとお料理で楽しくネットワークを広げましょう。
当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は
事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせください。